【日産】スペインで小型商用車の生産事業を拡張(2007年03月01日)
27日、日産のスペイン現地法人である日産モトール・イベリカ会社は、スペインのカスティーリャ・レオン州政府及びアヴィラ市議会との3者間で、インフラ整備の組織体制を築くことに合意により、スペインの日産モトール・イベリカ、アヴィラ工場で小型商用車の生産事業を拡張すると発表した。
これにより小型商用車を生産するアヴィラ工場は更なる競争力を高めることになる。
日産モトール・イベリカ会社はスペインのカスティーリャ・レオン州政府及びアヴィラ市議会との3者間で、インフラ整備の組織体制を築くことに合意する覚書に署名した。これにより、小型商用車を生産するアヴィラ工場は更なる競争力を高めることになる。
本合意に基づき、カスティーリャ・レオン州政府は同州の物流インフラ及びサービスを整備し、アヴィラ工場を同州域内の基幹工場としての役割を更に支援。一方、アヴィラ市議会は、インフラ整備のために必要となる建設用地を少なくとも11ヘクタール以上提供する。
日産モトール・イベリカは本プロジェクトを主導する立場として必要な技術支援を提供し、同用地内に物流インフラ及びサービス体制が整った際にはそれらの恩恵を享受する。
同用地11ヘクタールのうち、9ヘクタールは物流サービス施設として、残りの2ヘクタールは車両組立工場を併設したサプライヤー・パークとして活用する。
インフラ設備については、「1650台以上のトラック及びコンテナを収容する駐車場及び倉庫」、「8500m2の以上の敷地面積を占める、生産設備を併設したサプライヤー・パーク」、「アヴィラから海外市場への円滑な物流を促進するために設置された専用税関施設」、「トラックから鉄道に部品及び車両を積み替えるための鉄道・道路の中継拠点」となっている。
今回の物流サービス拠点の構築により、アヴィラ工場では、コスト競争力の高い国々からの部品供給及びこれらの国々との連携が強化されると共に、他工場へのKD部品の輸出能力が大幅に改善されるという。
また、スペイン日産の自動車事業部門担当VP、ホセ・ビセント・デ・ロス・モゾスは、「日産は地方政府との協力関係により、工場のコスト構造を改善することが出来、これを通じてサプライ・バリュー・チェーン全体の効率化に貢献することを期待している。我々は、アヴィラ工場をグローバルに最も競争力のある小型商用車生産工場にしたいと考えている。本日発表した事業拡充計画は、日産の小型商用車部門の将来への投資であり、アヴィラ工場の更なる競争力強化に向けた絶え間ない改善をするというコミットメントを体現するものである」と語った。
【編集部】